ドリーム中央からのお知らせや活動内容をお伝えします!!
みなさん、こんにちは
新年度が始まり、ひと月が経過しました
新しい環境にも少しずつ慣れ始めてきた頃でしょうか?
大きなランドセルを背負い初々しい1年生
学年が上がりちょっぴり誇らしげな上級生
そんな子どもたちを見ていると微笑ましく感じると共に、今年度はどんな素敵な成長を見守ることができるのかとワクワクしてくる指導員です
今年度も、元気いっぱいの子どもたちの様子や活動の内容をお伝えしていきますので、よろしくお願い致します
それでは、ドリーム中央《放課後等デイサービス》の様子をご覧ください
お気に入りのキャラクターのイラストの上に紙を重ねて、描き写す『写し絵』
みなさんも子どもの頃に遊んだ経験がありませんか?
実はこの『写し絵』、様々な効果が期待できるんですよ~
何種類かあるイラストから気に入った物を選び、写し絵スタート
透けて見えるイラストの線をよ~く見て、慎重になぞっていきます
表情をお見せ出来ないのが残念ですが、とっても真剣な眼差し
集中しています!!!
写し終わったら、最終チェック
イラストと写し絵の紙を見比べて・・・描き残した線はないかな~?
「よしっ!!オッケー!!!」
最後に、完成した写し絵をぬりえにして楽しみました
『線の上をなぞって描く』
単純な動作のように感じますが、この動きの中には
「見る」(目)
「認識・指令」(脳)
「描く」(手)
という、複数の機能の連携プレーが隠れています
(「目と手(体)のチームワーク(協応)」という言葉でよく表現されます)
見て、判断して、体を動かす
日々何気なくとっている行動のほとんどがこの「チームワーク」で成り立っていることにお気づきでしょうか?
着替えや食事、「赤信号で立ち止まる」なんて行動もこの機能が働いています。
音読もそうですね
目と身体のチームワークを高めていく事は、日常生活や学習や運動等、様々な面に有効なんですよ
集中して取り組む力・見比べて観察する力・目と身体を協応させる練習
そしてなんといっても、完成した時の達成感
たくさんの効果がある写し絵遊び、よければご家庭でも挑戦してみてくださいね(大人もハマりますよ~)
先日、OT(作業療法士)と話をしている際に、手の発達について教えてもらいました
「手には細かい筋肉がたくさんあり、指でつまむ(親指と他の指をくっつける)動作をすることで筋肉が発達していき、お箸や鉛筆等の適切な操作にも繋がっていく」
ふむふむ・・・
ということで、指先でギュッギュと物を掴み、筋肉にしっかり刺激が入りそうな『つかみ取り大会』を開催しました
つかむ物は3種類!
まずは、ふわふわで掴みやすいコットンボール
「いっぱい取る~!」と気合十分
サワサワ~っと感触も楽しみつつ・・・
指の隙間からこぼれ落ちないように、指全体に力を込めて~ギュッ
次は、クラッシュストーン
ゴツゴツして、少し掴みにくいかな?
指を大きく広げてたくさん包み込み、滑り落ちてしまわないように指を巻き込むようにしてしっかりと掴みます
最後は、大きめにちぎった新聞紙
たくさん掴むためには指先でにぎにぎ
新聞をかき集めて、握りしめ・・・
「いっぱい取れたー!!!」
お箸や鉛筆の持ち方、操作性を直接的に練習する事も大切ですが、その行為に必要な筋力や機能は何なのか
その「背景」を知り、子どもたち自身が楽しみながら取り組むことの出来る活動を今後も取り入れていきたいと思います
いかがでしたか?
今回ご紹介した活動は、特別な教材がなくても手軽に楽しめます
もうすぐゴールデンウィーク
ご家庭でのちょっとしたひと時に、お子さんと一緒に楽しんでみてくださいね